ホタテ貝
特徴
水深10~30mの砂礫底に生息し、冷水を好みます。殻長は20cm、殻の形が久保田藩(秋田藩)の家紋に似ていることから秋田貝と呼ばれることもあります。
貝であるにもかかわらず、海水を噴出することで海中を泳ぐことが可能です。
旬の季節
各地で養殖しているので年中入荷できます。しかし12~翌年3月の期間は根室産のホタテ貝がとても大きくなり、美味です。またこの時期は貝毒が解除されます(毒素がなくなります)。
食べ方
刺身、寿司、バター焼きなど
栄養
貝柱は高タンパク低脂肪とダイエットに最適な食材です。また旨味成分であるグルタミン酸やイノシシ酸も多量に含まれるので、貝柱はとても美味しくなっています。
貝柱以外の部位には鉄・亜鉛・カリウムなどのミネラルや、ビタミンB2・Eが含まれます。したがって貝柱以外の部位も食べることでより多くの栄養素を取ることができます。
ただしウロ(深緑色の部位)は貝毒や重金属が含まれるので、食べるべきではありません。
漁場
北海道
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