ボタンエビ
特徴
腹部の側面に4~5個の赤い斑点が見られ、これが名前の由来となっています。この赤い斑点は体の色(橙色)と異なり目立つため、地方名でボタンエビと呼ばれるトヤマエビと本物のボタンエビとの区別がつきます。
札幌では回転寿司で色が豪華な皿(高級)のネタにも選ばれるので、ボタンエビは値段が高いものとイメージする人も多いです。しかしそんなボタンエビも魚屋や鮮魚店に行くと、以外とお手軽な値段で生のエビを買うことができます。刺身で食べるととても美味しいですよ。
大きい個体ほど値段が高くなりますが、雄性先熟(オス→メスに性転換すること)するため、大きいものはすべてメスで小さなものはオスが多くなります。
食べ方
寿司、刺し身
殻で出汁をとり、味噌汁やラーメンに使うと幸せになれます
刺身で食べたときに残るボタンエビの殻は鍋にまとめて入れておきましょう。これを使って出汁をとります。
鍋を火にかけ十分にボタンエビの殻から出汁がでると、殻の色が変化します。
このようにして刺身を食べ終わったら鮮度が良いうちに出汁をとります。この出汁は翌日の献立に活用しましょう。
今回はボタンエビの出汁入りラーメンを作ってみました。ラーメンの出汁に必要なボタンエビの量は当店(魚善)で販売している生ボタンエビ1パックで十分に足ります。
漁場
北海道内浦湾~土佐湾
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